CASE STUDY

建築事例

注文住宅

都心の狭小地に建つ、店舗と事務所が一体となった耐火木造の複合空間

にぎわいと利便性が集まる都心。路地を入ると昔ながらのビルが立ち並ぶ一角に、限られた敷地を活かした店舗と事務所を一体化した小規模複合ビルが誕生。敷地は約17坪という狭小地ながら、耐火木造と足場無し工法を採用することで、安全性・経済性・快適性を兼ね備えた建物が実現しました。

1階の店内はカウンター席のみ。10席前後の小さな空間にコの字型のカウンターで客と職人の距離が極めて近く、静かで落ち着いた空気が漂います。

天井から精巧に配置されたダウンライトが、職人の所作と鮨を静かに浮かび上がらせ、木の素材感を引き立てる間接照明と共鳴するように空間全体を照らします。

限られた敷地とは思えない、厨房は驚くほどの広がりを感じさせる空間に仕上がっています。

店舗用の事務所はグレイッシュでシンプルにまとめつつ、縦長に配置した窓からは光が降り注ぎます。

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